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■やまと ストーリーイメージメカニクスEX 冥王計画ゼオライマー■

紆余曲折ありましたが、やぁっっっっっと発売されましたやまとのゼオライマー。
最初の発売予定日って、一昨年の冬ごろだっけ?
昨年の夏には一度発売までこぎつけましたが、欠陥が見つかり店頭からすべて回収。
その後も何度となく発売を延期し続けて今日に至ります。

ここまで時間かけたんだから、さぞかし完璧な商品に仕上がったことでしょうな。

 

右はノーマルカラー。
左は東京ホビーショー限定受注の、木原マサキに強奪される前のオリジナルカラー版です。劇中には登場しません。

しかしこれ、パッケージにオリジナルカラー版の表記が一切無く、両方とも全く同じパッケージで、
中身をのぞいて確認しないとどちらの色かわからないってのは、店舗の商品管理で混乱しそうです。
普通、区別するためにシールくらい貼らないかい?

素材はプラと塩ビの複合で、塩ビはかなり硬い素材なので簡単にへたることはなさそうです。
ベースカラーは成形色のまま。

 

まずは格納庫内での分離形態から。

このアイテム一番の売りである、格納形態を再現。
それぞれのパーツに専用のディスプレイスタンドがついています。

 

上半身パーツ。
腕と下半身を取り外し、顔を収納状態のものと差し替えて完成です。

設定では、格納時には胸の光球が無いのが正しいのですが、残念ながら取り外し不可。
光球をはずすギミックなんて簡単に出来ると思うんですけど、なんでこんな中途半端な仕様に?

ちなみに説明書の写真では、背中の羽根を丸ごと付け忘れてます。
説明書なのに組み立て間違えんなよやまとさん。

 


 

腕パーツ。

 

腕の変形は、一旦パーツをすべてばらして組み替えます。
格納形態では上腕が余剰パーツになります。

 

下半身パーツ。
変形はヒザと足首を曲げるだけですが、
足首はロックをはずし下にスライドさせてから曲げます。

ディスプレイベースとの合いが悪くて、うまく安定して乗せることが難しい。

 



 

天のゼオライマー

プロポーションは劇中のイメージとは違い、かなりひょろ長いですね。
他を圧倒する力強さは全く感じられません。
なんとなくガンプラに影響されてバランスを改悪しているような気が。

 

うちのオリジナルカラー版は股関アーマーの先端が成形不良で丸くなってしまってます。

 

大きさ比較。
スパロボ登場を見越してか、超合金魂に近いサイズになっています。

ちなみにバトルフィーバーロボは定価6300円で、ゼオライマーは6090円なり。

 

マックスファクトリーのコレクト500と。プロポーションのバランスはぜんぜん違います。

 

顔。
劇中のイメージとはかなり違います。
縦に薄すぎるし、目の光球が小さすぎて、正面からは全く見えません。

 


 

正面から見るといろいろ歪んでいるのがわかります。
一番目立つのは肩アーマーの取り付け角度が左右で違うところ。
それにより腕の長さも左右で違っています。
あと、背中の羽根の基部も左右で角度が違います。

 

今回、最も致命的な構造的欠陥が股関節です。

写真のように、股関節のボールジョイント軸が一般的な角度とは異なり、なぜか斜め下に伸びています。
この構造により、これ以上足を開くことが出来ません。写真の足幅が最大に足を開いた状態です。
(当然ですが、逆の内股方向には無駄によく動きます。)
しかもこの取り付け角度だと、足を前後に動かしたときに斜めにねじれて回転してしまいます。

改善しようにも、太もも上部の干渉する部分を削っても効果はほとんど無く、
もしちゃんと動くように改造するとしたら、股関節を横軸にした全く別の構造に一から作り直さなければなりません。

しかも、この構造は変形ギミックのための仕方ない措置かと思って見てみましたが、変形には全く関係なし。
単に設計者がバカなだけでした。
この構造ではダメだってことは、少しでもガンプラなりロボットフィギュアをいじった経験のある人なら
誰でも気づくはずなのに、やまとの開発者ってほんと頭悪すぎますね。

しかも回収した段階で欠陥のひとつとしてこれを認識していないのはもうあきれ果てるわ。

 

 

というわけで可動ですが、
首は横回転のみ。上下には可動しません。
肩は軸関節で、肩アーマーは独立可動。上腕の上と下にロール軸あり。
ヒジは 60度くらいしか曲がりません。手首は軸回転。
腰はボールジョイントですが自由度は低く、基本横回転。
股関節は上記の通り開脚不可能。前には 45度くらい。
ヒザは2重関節で 120度くらい曲がります。
足首はボールジョイントですが、わずかに前後左右に動くだけ。
変形用のロックをはずせば足首を伸ばすことは出来ます。

とにかく、股関節がまともに動かせないので、ポーズがさっぱり決まりません。
ホント致命的な欠陥です。

 

手首は握り手と平手の差し替え式。

ゼオライマーの戦闘ポーズは基本的にただ腕を前に出してるだけなのですが、
タメのポーズが取れないので、そりゃあもうカッコ悪いったらありゃしない。

 

「メ゛イ゛オ゛ウ」

足開かないしひょろ長いから超かっこ悪いよ。もう悲しくて悲しくて。

 

一応「天」の字。

 

以上。

早くも今年ワースト玩具のベストテンには確実に入るであろう、糞アイテムでした。
もう完全にゴミですね。
散々発売日を延期して客を待たせて、回収までして不具合直したのに結果がこの出来って、

「もっと直すべき所があるだろうがあ!ど阿呆!」

一年以上もわくわくして待っていた自分に腹が立つ。

マックスファクトリーのもギガブレインのも酷かったし、ほんとゼオライマーは玩具に恵まれませんねぇ。
だれか、作品にちゃんと愛を持っている人がまともな製品作ってくれないかなぁ。