TOP

■トランスモデル ニルヴァーシュTypeZERO■

おしゃれアニメ「エウレカセブン」から主役機ニルヴァーシュの可変モデル。
当初の発売日直前に不具合が発見され、急遽発売が一ヶ月延びたいわく付きの逸品。

 

まずは、顔。
ベースのカラー塗装は特に問題ないのですが、その上に施されている墨入れが非常に汚い。
汚いGFFやMIAを今まで散々見てきましたが、これは過去最高に汚い。
店頭で数十個チェックして、一番ましだったのが、コレ。

もう言いたか無いけど言うよ。
こんな汚い物を商品として売っているのが、日本でナンバーワンの玩具企業「バンダイ」だなんて、ホント恥ずかしくないか?
一ヶ月発売延期したのなら、顔も一から作り直せよ。

ちなみにガンダムマーカーの消しペンを使えばこの墨入れは落とせます。
軽くなぞって綿棒でふき取る感じでOK。あんまりごしごしこすると下地の塗装もはげるのでご注意を。

 

次に不具合。
左腕のロール軸がびくともしなかったので、カッターナイフとてこの原理で力づくでパーツばらした所、
接着剤が大量に流れ込んでいて完全に接着されていました。

あと、右ふくらはぎのタイヤの可動部分も塗料が癒着して全く動きませんでした。


検品したんじゃないの?


 

では、気を取り直して。

人型モード

プロポーションは、肩のシールド(?)とブーメランがややデカすぎですが、
その他の部分は非常に良好。劇中のイメージをよく再現しています。

カラーは、赤の部分が少しパステル系の紫っぽいイメージだったのですが、これはストレートな赤で塗られています。
後の部分は問題なし。白の成型色も落ち着いたいい色です。

素材はプラと塩ビで、なんと頭部の細く尖ったツノはプラ製です。へたる心配ない反面、取扱いには十分注意。


全体を見て、一番の問題点としては、パーツがポロポロ取れまくります。
ブーメラン、背中のタイヤ、背中のふたパーツ、ビークル時にリフボードを取り付ける所のふた、が、
動かすたびにポロポロポロポロ…ウッキーーーーーー!!
瞬着で取り付け軸等を太らせる加工は必須です。
ちなみに、コクピットのキャノピーも取れやすいという話を聞きましたが、ここは、
前→後の順でしっかりと奥に押し込むと、がっちり固定されます。

あと、模型誌等で「自立しません」とか書かれていた記憶がありますが、ちゃんと自立可能です。
かかとのタイヤが上下に移動するので、人型の時はちゃんと下に下げておきます。

 

顔。ガンダムマーカー消しペンできれいに掃除しました。
元の造形は良いのに、ホント台無しですよ。

 

大きさ比較。
バンダイのアクションフィギュアにしては、かなり大きめです。

 

リフボード。
変形用と固定の物が二枚付属。これは固定タイプ。

 

旧オープニングラストのポーズ。

可動は、全身が文句なしの超絶可動。(細かい説明は書ききれないので省略)
各関節の保持力も充分で、股関節とヒザはクリック入り。
思い通りのポーズが取れます。

 

ディスプレイスタンドが付属。
接続個所は背中のコクピット下の一箇所だけで、リフボードには取り付けできません。
しかも固定部分に角度を変える関節がないので、躍動感のある角度では固定できず、
ちょっと物足りない。

 

リフ。
ボードとの固定には、足の裏のピンを使用するのですが、
このピンを出すには細い棒のようなもので引っ掛ける必要があり、いちいち面倒。
ユーザーへの配慮に欠けてます。

ボードの取り付け穴は計12個ありますが、そのうち8個は、付け替えても正直見た目がほとんど変らないので、
どうなんだかなあ。

 

 

 

 

唯一の武器、ブーメラン。
なぜブーメランだけ?ってのがニルヴァーシュ最大の謎。

 

変形準備。
差替えパーツはそれなりにあります。
左側がビークル時使用パーツ。右側が人型時使用パーツ。
それぞれ余剰パーツになります。

 

ちなみにリフボードは二枚ついていますが、可変タイプは可動部分がくたくたなので、
ボードとしては使い物になりません。


 

ビークルモード

肩のシールドは、説明書だと水平ですが、腕関節含めてやや斜めにした方が、
設定や劇中イメージに近くなっていい感じ。

プロポーションは、その肩の部分に一体感がややかけるのと、リフボードがデカイのですが、
それを踏まえても、かなり上手くまとまっています。

タイヤは全て固定で、コロ走行は出来ません。
あと、ディスプレイスタンドには取り付け不可能になります。

 

手の甲の丸いのって、ブレーキランプだったの?

 

充分に車体が薄くて良いですね。

 

 

裏面。
単純な変形ですが、パーツの配置がよく考えられていて
さすがレゴ職人河森氏。

 

 

原型は非常にシャープでバランスよく作られているし、可動も文句なし。
これで、しっかりとテストショットを検証してパーツ固定の精度さえ高めていれば、
ホント素晴らしい出来になったと思います。

で、それら全ての素晴らしい部分をぶち壊す顔の墨入れは、もうパンダイは目が腐ってるんだとあきらめて、
消しペンで各自なんとかするしかないのかなぁ。