マックスファクトリーから、装甲騎兵ボトムズのアーマード・トルーパーを1/35スケールのアクションフィギュアで
リリースする新シリーズがスタート。
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定価5040円。
発表当初は3000円代で出したいと言っていてらしいんですが、またどえらい高額になりましたね。
こんな値段で普通の人はシリーズ集める気になるんだろうか。
それと、内容の割りに箱がデカすぎます。
中身スカスカで、半分の大きさでも充分収まるのでなんとかして欲しい。
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第一弾として、ノーマルのスコープドッグと、スタンディングトータス登場。
一応1/35スケールになってはいますが、ミッド級のスコープドッグとヘビィ級のトータスがほぼ同じボリュームってのは無い話。
どうやらまじめにスケールモデルを作る気はなさそうです。
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スコープドッグ比較。
左から、1/24のデュアルモデル、1/35の35MAX、同じく1/35のタカラ×海洋堂アクションフィギュア、1/48のアクティックギア。
1/35では以前、海洋堂から佐藤ロボ師原型のアクションフィギュアと、山口式のバトルアクションが、今回とほぼ同じ仕様で発売されていまして、
写真の物は佐藤ロボ師のスコープドッグです。(これしか持ってませんでした。)
というわけで、写真を見れば一目瞭然。35MAXのスコープドッグはデカ過ぎます。
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CM’sの青の騎士シリーズと比較。
CM’sのは一応ノンスケールだったのですが、実際はほぼ1/35スケール。
これでスコープドッグがちゃんと小さければ、絡めて遊べたり出来たんですけどねぇ。
スコープドッグ
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パッと見は頭デカいなぁーと思いますが、遊んでいるうちにだんだん慣れてきました。
最初はまるでSDキャラを見ているかのような錯覚に陥りましたけど、
ポーズ付ければそれほど気にならなくなってきます。(個人差あり)
素材は、本体は塩ビ製で、関節と可動装甲、アンテナ、ヘビィマシンガンはプラ製です。
可動は、ボールジョイントが股関節と、肩アーマー取り付け部のみで、後はすべて軸関節です。
頭部が左右回転。
肩は回転+横に水平まで開きます。上腕にロール軸。
ヒジは二重関節で180度曲がります。手首回転。
腰は回転。
股関節はボールジョイントでよく動きます。
ヒザは二重関節ですが、90度しか曲がりません。
足首は前後可動と左右の傾斜、ロールが可能で、接地性は良好。
このアイテムの売り文句として「脅威の可動!」とメーカーサイト書かれていたのですが、
普通によく動くとは思いますけど、「脅威」ってのは完全に言いすぎだと思います。
関節の構造もオーソドックスな物で、正直最近のMIAより劣っていますし。
せっかくコクピットを廃したんだから、肩の引き出し、スイングギミックくらいは最低でも付けるべきでした。
それに関節の保持力がイマイチで、ヒジとヒザのすべてで二重関節のどちらか片方がゆるく、
腕に関してはしっかり武器を保持することが困難です。
かなり期待はずれだったのが素直な感想。
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塗装は全塗装で発色が良く、塩ビアクションフィギュアの中では、かなり仕上がりが良いほうだと思います。
各部のマーキングはシールで再現するのですが、なぜか説明書に背面の貼り付け指示がありません。
しかも機体ナンバーシールの枚数が足りない。
使う当ての無い色違いのマーキングシールは付いてるのに、必要なものが無いってのはかなりのお粗末。
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へビィマシンガンはフォアグリップが可動し、ストックとマガジンは取り外し可能。
マガジンは腰のアームパンチ用のカートリッジと交換出来そうなのですが、ちょっと硬すぎて外せませんでした。
手首は左右の握り手、平手、武器持ち手が形状違い2種付いています。
武器持ち手は取り付け角度が違うので、武器により使い分けます。
可動は上で説明したとおりですが、
その他のスコープドッグのギミックである、ターレットレンズ回転・スライド、バイザー開閉、コクピットハッチ開閉、
アームパンチ、ターンピック、グラインディングホイール、降着ポーズは
すべてオミットされています。全くなにもありません。
このフィギュアは、ただ四肢を動かしてポーズが取れるのみ。
プレイバリューは最低ランクです。
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マシンガンの両手持ちが可能。
この時左手は角度の付いた持ち手を使うと収まりが良いです。
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武器は互換性があるので、スタンディングトータスに付属のハンディロケットガンを装備可能。
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肩と股関節のジョイントがシリーズ共通で、組み替えて俺ATを作ることができます。
とりあえず手足をトータスの物に交換。
あんまりやらないような気もしますが。
スタンディングトータス
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仕様や可動に関しては、首が無い以外スコープドッグとほぼ同じ。
関節も手首もすべて同じパーツです。
不満点もほぼ同じですが、プロポーションに関してはこちらの方は全く問題ないですし、
スタンディングトータスはあまり商品化されそうに無い機体なので、そういった点ではスコープドッグよりかなり評価できます。
しかし、メーカーサイトに売り文句で「劇中での登場回数も多いこの機体」って書いてあるんですけど、
スタンディングトータスって作品の中ではほんの数シーンしか登場していなくて、ほとんど活躍もしていない機体のはずなんですけど…。
なんか必死に売ろうとしているのが伝わってきて嫌。
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ハンディロケットガンはスコープが可動して角度を変えることが可能です。
スコープの取り付け位置は固定なので、右手専用になってます。
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ロケットガンにはフォアグリップが付いているものの、
両手で持たせたら真横を向いてしまい、かっこ悪いです。
肩の引き出しギミックがあれば、もう少し上手く構えられたと思うのですが。
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パンチ。
トータスにはまだアームパンチ機構が組み込まれていません。
ので、データシートの固定武装欄の記述はミス。
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スコープドッグ付属のへビィマシンガンを装備。
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腕と足をスコープドッグの物と交換。あんまり違和感無し。
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犬対どん亀
総評
もしもこのアイテムが、海洋堂のアクションフィギュアが出た後〜やまとの
1/12が発表されるまで、
の間に発売されたのであれば、かなり高い評価を受けたと思います。
少なくとも同様の仕様だった海洋堂アクションフィギュアよりは格段に良いものですし、
特異な形状アレンジも当時なら受け入れられたかもしれません。
しかし今、各社がこぞってボトムズ関連商品を出しまくり、市場は飽和状態に近づきつつあるのに、
高価なのに何のギミックも無い、サイズが出鱈目の塩ビ製アクションフィギュアに、
はたしてどれほど商品価値があるのかは疑問です。
ごく一般的なボトムズファンには、かなり手を出しづらいアイテムだと思いますし、
一部のマックスファクトリーファンや、この独特の形状がツボにはまった人ならそれなりに満足は出来るでしょうけど、
それでも過去の同社の製品に比べれば面白みは少なく、以降もシリーズを買い続けるかは疑問です。
ホントこれ、一体誰に向けて発売した商品なんでしょう?
自分はとりあえず今発表されているものに関しては買いますけど、もし今後、安易なバリエーション展開に走ったら
たぶん集めるの止めると思います。
ちょっと余談になりますが、
個人的にマックスファクトリーがピークだったのは、ガイバーシリーズのゼクトール(ネオじゃない)が出た頃だと思っています。
萌系で言えば霞の頃なのかな。
その頃は、ほんとに日本一の中堅メーカーだとさえ思ってたんですけども、それ以降は徐々に徐々に転落していって、
自分の中では今や コトブキヤ=やまと>>>マックスファクトリー>CM’s 位の位置まで落ちてしまいました。
どうもコレクト500を出しはじめてから本格的にダメになった気もするんですよねぇ。
ピントが完全にずれているというか、ユーザーのことをわかっていないというか。
今、ユーザーは一体何を求めているのか、もう少し丁寧に検証したほうがいいと思うんですけどね。
コピックの実演とかで、実際にユーザーに接する機会もあるみたいなので、
その時に本音の感想を聞いてみたりとか。